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ドラマで一躍話題に!フライトドクターの仕事内容を紹介!

みなさんは、フライトドクターという仕事をご存知ですか?

フライトドクターとは、災害救助などの際に、ヘリコプターに乗っていち早く駆け付けるドクターのことです。

災害ときの中継などで、白い機体に青い文字で「Doctor-Heli」と書かれたヘリコプターを見たことがある方もいるのではないでしょうか。

そのドクターヘリに乗っている医師が、フライトドクターです。

フライトドクターを取り上げたドラマ「コード・ブルー」は人気を博して映画化もされ、大きな話題を呼びました。そのドラマでフライトドクターという仕事を知った方も少なくないと思います。

では、実際のフライトドクターは、どのようなことをしているのでしょうか?

フライトドクターとはどんな仕事なのか、どうしたらフライトドクターになれるのか。

そのことについて、ご紹介いたします。

 

フライトドクターとは?

フライトドクターとは、現場で重症患者の診療をする医師のことです。

ドクターヘリに乗って現場に駆け付け、いち早く治療をおこないます。

ドクターヘリには医療機器を多く備えており、医師がそのヘリに乗って医療機器とともに現場に駆け付けることで、病院への搬送を待たずに患者の治療にとりかかれるのです。

ドクターヘリが運用されはじめたことで、さまざまな効果が認められています。

救急車での搬送に比べて、医師による初期治療開始までの時間が減少しました。また、死亡率の減少、平均入院日数の短縮などの効果も出ています。

それにより、患者やそのご家族への負担も抑えられているといえるでしょう。

もちろんこの効果は、フライトドクターだけの功績ではありません。

ヘリコプターやシステムなど、治療以外にも重要なことは多くあります。 しかし、その功績の一部にフライトドクターがかかわっていることは確かです。

 

フライトドクターの仕事内容

フライトドクターの仕事は、上記でも述べましたが、重症患者をいち早く「診療」することです。

救急車との大きな違いのひとつが、この「診療」できるという点です。

フライトナースとともに現場へ向かうことで、現場での診療が可能となるのです。救命の現場では、時間がとても重視されます。

このとき参考にされるのが、カーラーの救命曲線と呼ばれるグラフです。

これは、心肺停止などの症状が発生してから経過した時間と、その時間における死亡率の関係を表したグラフです。 このグラフによると、呼吸が停止してから約10分で、死亡率は約50%にのぼるとされています。 心肺停止においては、発生から約5分で死亡率は50%にのぼるとされています。

これだけ、緊急ときには早急な対応が求められるのです。

その切迫した状況に対応するため、フライトドクターは病院でおこなうような救急医療を現場でおこなうのです。脳や心臓、外傷など、さまざまな症状においてフライトドクターは治療をほどこし、そして死亡率やその後の入院日数などにおいて実績を残しています。

ドクターヘリに載せることのできる医療機器は、最低限のもののみです。 なぜなら、フライトドクターたちが治療をおこなうドクターヘリは、とても狭いからです。

そこにフライトドクター、フライトナース、操縦士、患者が乗れば、残りのスペースはとても小さくなります。なので、ドクターヘリには必要最低限の機器しか載せられないのです。

さらに、ヘリコプターは騒音が大きく、振動も絶えません。そのため、病院では普通に使える聴診器なども、ヘリコプター内では使うことができません。

限られたスペース、限られた機材、極限の状況で、フライトドクターは重症患者の診療をします

ドクターにかかる負担は大きく、その緊張感に耐えられるだけの精神力が求められます。

また、フライトドクターはヘリコプターでのみ治療をおこなうわけではありません。 ドクターヘリの出動要請がないときは、病院内で急患や入院患者に対応をしています。

その対応中、出動要請が入ればドクターヘリに乗り込み、要請が来てから5分以内に離陸します。

 

フライトドクターの年収はいくらもらえる?

フライトドクターの年収は病院や本人の経歴などによってさまざまですので、一概にこの程度とはいえません。

しかし多くの病院で共通していることが、同じ病院、同じキャリアのほかの医師と変わらない、ということです。

病院によって手当が出ることもあるようですが、基本は救急医療のみを担当する医師と変わりません。

ですが、やりがいや面白さというものは、フライトドクターでしか得られないことも多いようです。

フライトドクターは、緊急性の高い現場にいち早く到着します。一分一秒も惜しい患者に早く治療をほどこせることは、大きな効果をもたらすことでしょう。

フライトドクターになるために必要なことは?

フライトドクターになるために必要な免許は、医師免許のみです。

その他に必要な資格も経験年数も、法律では定められていません。

しかし、医師免許さえ持っていればフライトドクターになれるというわけではありません。

まず最低限、ドクターヘリを運用している病院で、救急医として勤務しなければなりません。 そして、専門の研修、知識、能力など、さまざまなことが必要です。

フライトドクターになるには、医師になってから10年近い年月がかかるという方もいるくらいです。

では、医師免許を取得して通常の医師になってからフライトドクターになるためには、なにが必要なのでしょうか。

主に、専門知識、経験、コミュニケーション能力が必要といわれています。

専門知識や経験は分かるけど、コミュニケーション能力はそこまで重視するものなのか?と思う方もいらっしゃるかもしれません。 しかしこの能力は、重症患者のもとにいち早く駆け付けるフライトドクターにとって必要不可欠な能力なのです。

フライトドクターが診療をする現場には、警察、消防、レスキュー隊など、いろんな人がいます。

現場にいる人たちはみな被害者を助けたいと思っていますが、医療的な知識で被害者を助けることができるのは、医師であるフライトドクターだけなのです。

例えば、救出よりそのままの状態での治療が必要である場合、救出している人の手を止めさせなければなりません。 がれきを取り除いたときには被害者の心臓が止まっていた、という事態を避けるために必要だからです。

警察やレスキュー隊などと連携を取りながら患者の命を助けるためには、そう判断するための知識などのほか、コミュニケーション能力やリーダーシップも不可欠なのです。

フライトドクターになるために必要なことを得るには、ドクターヘリを運用している病院で研修を受けることが、効率のよい方法といえるでしょう。 少しでも早くフライトドクターになりたいという方は、研修先を決める際に、ドクターヘリの基地となっている病院をえらぶとよいかもしれません。

しかしそのうえで注意すべき点が、ドクターヘリはすべての都道府県で導入されているわけではないということです。

平成30年9月24日現在、4つの都府県でドクターヘリが未導入となっています(うち1府は、周囲の府県の協力によりカバーされています)。

また、ドクターヘリが導入されている道府県でも、1機しか導入していない府県が多いです。 そのため、ドクターヘリが導入されている病院に研修へ行く、転職するとなると、長距離の転居が必要になる方もいらっしゃるかもしれません。

 

まとめ

フライトドクターは、非常に高度な技術や知識、判断力などを求められます。

緊急性の高い重症患者のもとに駆け付けてその場で治療をおこなうということは、精神的にも負担の大きいことでしょう。

しかしその分、やりがいも大きいようです。

災害や事故などの大きな危機の現場で、さまざまな患者を助けることができるということは、フライトドクターの特徴のひとつかもしれません。

あなたのおかげで、九死に一生を得る患者もいるかと思います。

本コラムが、フライトドクターに興味のある方の中で、なにかのきっかけとなれば幸いです。

 

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