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精神医師からのランクアップ!精神保健指定医の魅力とは?

皆さんは精神保健指定医をご存知ですか? 精神保健指定医ってあまり聞かない職種ですよね・・・。

精神保健指定医は精神科医にはない権利があり、さらに責任を伴う仕事ではありますが、やりがいがあるお仕事です。

今やストレス社会と言われている中、大変需要が高まっており、お給料や出勤日数などといった面で優遇を受けることもあり、将来性が見込める仕事になります。

それでは、精神保健指定医について詳しく解説します!

 

精神保健指定医とは

精神保健指定医とは、重度の患者に対して法律に従って強制的に制限を与え、隔離などを行うといった権利と判断をする職種となります。

患者の人権を制限できる職種なので、判断力が重視されていて、責任がとくに重い職種ではありますが、現代社会では需要が高まりつつあるため、職種としての人気が徐々に上がってきています。

 

精神保健指定医が行う業務

 

1.患者に対する行動の制限が必要か否かの判断

2.強制入院(入院が必要か否かの判断)

3.医療保険入院へ移送するか否かの判断

4.精神医療審査会における立ち入り検査、審問及び診査

5.医療観察法の業務

6.強制入院(行政に対する報告)

精神医療審査会とは

精神障碍者の人権に配慮しながら、適正な医療と保護を確保するため、独立的に審査を行うために設置された機関です。

定期報告書や入院中の方、家族から退院等の請求があった際に、応答します。

医療観察法とは

心神喪失を患っている方が、重大な犯罪行為を行った際に処置される制度です。

経過観察を行い、患者の社会復帰を目指しています。

 

精神科医と精神保健指定医の違い

以上のことから精神科医には「精神保健指定」という特殊な職種があることがわかりますね。

では「精神科医」と「精神保健指定医」との違いは一体どこにあるのでしょうか?

 

まず、「精神科医」とは精神障害・依存症などの障害に対して治療を専門的に「診察」する医師免許を持っている人のことを言います。

ですが、「精神科医」には重度の患者対して制限を与えたり、隔離するなどの強要を行う権限はないのです!

つまり「精神保健指定医」と「精神科医」の違いは、こういった権利の違いによることが代表的となります。

 

精神保健指定医になるには?

精神保険指定医になる為には、なんと精神科医免許だけではなることはできないのです・・・。

精神保健指定医には特有の判断力が必要なので、経験をより多く積んだり、研修会へ参加したりと、済ませなければならない事があります。

では、精神保健指定医になる為にはどのような資格が必要なのかを説明します!

 

精神保健指定医になる為に行う事

ぺん

1.数年数単位の実務経験が必要

前提として医師になっていることが条件です!

なので、まだ医師でない方はまずは医師を目指すとよいでしょう。

さらに5年以上の臨床経験及び、3年以上の精神科での実務経験が必要となってきます。

5年間の内の3年間を精神科での実務経験とするのがよいでしょう。

精神保健指定医になるには長い時間を必要としています。

 

2.研修会への参加の必要

実務経験が終わったらやっと研修会へ参加することができます。

精神保健指定医研修会」という研修会をご存知でしょうか?

 

研修会は毎日行われているものではなく、様々な「日時・時間・場所」などが決められているので、必ず確認しましょう。

また研修会は3日ほど行われ、午前9時から午後17時まで講義が行われます。

(参考:公益社団法人 日本精神科病院協会)

 

3.ケースレポートの提出が必要

ケースレポートとは、以下の「8症例」に対しレポートを制作することになります。

ケースレポートについて
1.児童思春期症例1例

2.症状性または器質性精神障害1例

3.躁うつ病1例

4.中毒性精神障害1例(依存症によるものとすること)

5.老年期認知症(での統合失調症処置入院)1例

6.統合失調症3例(3例の内、措置入院を1例とすること)

この8つの例に対するレポートを提出する必要があります。

上記による3つの条件をクリアする必要があります。

ケースレポートについては、「8症例」を提示するにあたり勤務する病院についても決まりがあります。

それは、「精神保健指定医が務めている閉鎖病棟がある病院に勤務する必要があるということです。

この点に関して事前の確認を怠らないようにしましょう!

 

12に関しては事例が発生しづらいのでそろえるのが難しいとされています。

そのため、現場を変え実例を得るために、転職するケースは多く存在します。

ですが、諦めず根気よく続けることが大事です!

 

求人募集の中には「精神保健指定医」の取得をアピールしているものも中にはあるので、探してみるのもひとつの手と言えるでしょう。

 

精神保険指定医の人口

精神保健指定医の資格取得者数はおおよそ「14,707人」です。(平成284月現在)

(厚生労働省「平成28年 精神保健指定医の指定等に関する参考資料」より)

では、精神保健指定医の資格取得者数は多いといえるのでしょうか?

人口や入院施設の募集要項を参考に見ていきましょう。

 

精神保健指定医は必要とされている?

はい、精神保健指定医の存在は必要とされています!

その理由は、入院施設では精神保健指定医が「複数人」働いているというのが条件であるからです。

 

そのため、求人が多く精神保健指定医は需要が高いとされており、多くの場合、収入や勤務時間、勤務日数などで高待遇だといえます。

プライベートも充実できそうですね!

 

以上のことから精神保健指定医は、現代の時代背景と資格取得者の密度、入院施設側の待遇から見ても高い需要があるので、将来的な安定性も見込めます。

資格取得をまだ持っていない方は、前向きに検討するとよいでしょう。

 

精神保健指定医の働き方

診察

まず、勤務日数と勤務時間についてです。

病院求人を参考に見ますと、「週45日」である場合が多いです。

また、勤務時間につきましては、「午前9時から午後17時まで」としたところが多いようです。

勤務日時や時間などは働きやすい環境といえると思います。

 

精神保健指定医の平均年収について

さて、気になる年収ですが、精神科医の年収は、平均年収「11,980,000円」となるようです。

これは精神科医の平均年収ではありますが、精神保健指定医なら手当がつくと思われます。

 

まとめ

精神保健指定医になるために作成するレポートでの条件が厳しかったり、研修へ参加したりなどをこなしていく必要があり相当の時間がかかりますが、あきらめず根気よく続けることが大事です。

医師を前提にしているので、医師でない方にはハードルは高いですが、患者さんと患者さんの家族の笑顔を見ることにやりがいを感じるのが精神保健指定医の魅力のひとつでもあるようです。

これからの社会にとって必要とされる可能性が高い精神科医ですが、さらなる高みをめざして精神保健指定医を目指してみてはいかがでしょうか。

 

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